[大学生]海外インターン 経験談

この記事にたどり着いたということは、海外インターンシップに興味があるということですよね。

大学生の多くの方は夏休みや冬休みを使って短期のインターンは経験されている方も多いのではないでしょうか?

一方で海外インターンシップに興味はあるもののはまだまだ情報が少なくどうしたらいいのと思っている方もいるのではないでしょうか?

そこで私の経験を参考にしていただけたら嬉しいです。

では、さっそく見ていきましょう!

私の経験
・大学3年生後期に半年間の交換留学
大学4年次を休学し、ベトナムで一年間の海外インターン
・復学後(大学4年次)に半年間中国への交換留学

海外インターンをしようと思った理由

今回の内容はなぜ海外インターンシップをしようと思ったのかについてですが、その理由は韓国での経験からです。

漠然と将来的に海外で働きたいと思っていた私にとってこのままでは無理だと痛感させられた出来事で周りの学生が優秀すぎたため現状にすごく焦りました。

世界の学生レベルの高さを目の当たりにしたことで完全に自信喪失をしていまいした。

当初の予定では帰国後にそのまま就職活動を行う予定だったのですが、他の学生に勝てる気がしない、このままではだめだ。

どうしようかと考えた結果、そこで思いついたのが海外インターンシップです。

海外で実際に働いた経験は強みになると考えました。

かっこよく見えますが逃げというのが正しい表現かもしれません。すごく怖かったのです。

海外インターンへ踏み切れた理由

そんな感じで、海外インターンをしようと決めた私ですが多くの人は海外インターンや留学をしてみたいと思ってはいても実際にする人は半数にも満たないと思います。

そんな中でなぜ私が海外インターンに踏み切ることができたのかについて3つの理由をお話したいと思います。

1つ目

長期の海外インターン(3カ月以上)をしようと思えば大学を休学する必要があります。

休学となると多くの人には抵抗があると思います。

今でこそ抵抗のない私ですが、もともとは浪人や留年については懐疑的な意見を持っていましたし、 すごく抵抗がありました。

日本では同調圧力がとても強く、人と違った行動をとりづらいため休学などもしづらいですよね。

以前は私もレールに乗った人生こそ正義とすら思っていましたが、そんな私を変えたのも韓国での経験です。

韓国では男の場合、兵役があるので基本男子学生は休学しますし、就職難も相まって休学をして公務員の勉強をするような人も一定数います。

そのような光景を見て、休学もありなのでは?と思えるようになりました。

この考え方の変化は自分の中でとても大きな出来事でした。

休学というと大袈裟に感じるかもしれませんが、卒業が一年遅れるだけで大した影響はありませんのであまり気負いすぎないようにして欲しいと思います。

2つ目

次に日本の大学の意義についてです。

日本の大学を批判するような形になってしまいますが、正直日本の大学生は遊びすぎだと思いました。

よく大学は「人生の夏休み」と表現されますがその通りだと思います。

理系やしっかりと勉強されている方々には大変申し訳ないのですが、授業を欠席したり・サークル・アルバイト・遊びをして卒業した時に何が残るのかと思いました。

私が偉そうに言えることではないのですが、韓国の大学に留学したことで大学って何をするところなんだろうとすごく考えさせられました。

先ほども書きましたが韓国は就職難ということで少しでもいいところに就職するために本当によく勉強をします。

その姿を見てこれが本来あるべき大学の姿なのではないかと思いました。

この思いを大事にしなければならない、このまま日本に帰って大学生活を再開したらダメになってしまうと強く思い、一時は何か明確な目標があったわけでもありませんでしたが大学を辞めようとすら思いました。

日本の大学に価値を見出せず嫌気がさしていたからです。

結局、留学終了後には4年生で残り1年だったたことや将来海外で働きたいと思ったときに大学の学位がないと厳しい場合が多いとのことで、大学は卒業することにしましたが、大学1年生や2年生だったら辞めていたかもしれません。

3つ目

最後の理由としては海外にいる自分に酔っていました

みんなが日本で普通に生活している中、「海外にいる俺かっこよくね?」みたいな意識がずっとありました。

後になって分かることですが、海外にただいただけでは何の価値もなく重要なのはそこで何をしたかです。

そして、どうせ人生は一度きりなので交換留学という形でレールから少し外れたこの機会にもっと外れてしまおうと考えました。

韓国語に私の好きなことばがあります。

「시작이 반이다」

直訳をすると「始まりは半分」という意味なのですが要は始めてしまえば物事の半分はすでに終わっているという意味です。

勇気を持って飛び込むことさえできれば半分はもう終わっているんですよ。

とても勇気づけられる言葉じゃないですか?

みなさんもやりたいことには積極的に挑戦してほしいなと思います。

少し脱線してしまいましたが上記が主な理由ですが、今振り返ってもすごくかっこ悪いですね。笑

海外インターンの探し方

では、どのように海外インターンを探したのかという話なのですが、海外インターンに興味はあるけど周りに経験者もいないし、どうやって探したらいいのかと思っている方も多いと思います。

私自身も探すのは結構大変だったのですが、まず海外インターンシップの探し方として大きく2パターンあります。

探し方(2パターン)

  1. 自力で探す。
  2. 仲介業者を利用する。

簡単ではありますがそれぞれのメリット・デメリットは以下の感じです。

それぞれのメリットとデメリット

  メリット デメリット
1.のパターン 安い 探すのが大変
2.のパターン 仲介手数料が必要 サポートが手厚い

私の場合(1.のパターン)

私は⒈のパターンで探しましたが、理由は単純にお金をかけたくなかったからです。

仲介手数料となると10万円ほど必要な場合が多いです。

私の探し方としては以下の通りです。

中国でインターンシップがしたい。

ネットで「海外インターンシップ 中国 無料」と検索。

自分の求める条件に合致するものがない。

しょうがない中国は諦めよう。

東南アジアまで広げよう。

「海外インターンシップ 東南アジア 無料」と検索。

フィリピンとベトナムでの求人を見つける。

どっちにしよう?

結果ベトナムへ

ベトナムを選んだ理由

大まかな流れはこんな感じなのですがベトナムを選んだ理由は大きく2つです。

1つ目の理由

まずは単純に条件がよかったからです。

フィリピンの方は給料が出ないのに対してベトナムの方は給料が出るという点が一番大きかったですね。

フィリピンであれば英語を使えますし、業務内容に関してもフィリピンの方が惹かれるものはあったのですが、親に迷惑はかけたくありませんでしたしタダ働きには抵抗がありました。

まあベトナムの方も大した給料ではなく日本でアルバイトをした方がはるかに稼げましたが、ベトナムで生活するのには十分でした。

2つ目の理由

私が臆病だったのですが、求人情報がベトナムの方が安心だった。

ベトナムの方の求人は就活生ならだれもが使うであろうリクナビに掲載されていました。

対してフィリピンの方は会社のホームページに求人情報が出ているだけで少し心配だったためです。

ベトナムの方には面接があったのですがそれで不採用ならフィリピンに行こうとも考えていました。

仲介業者を利用する場合(2.のパターン)

私は実際に利用したことがないので調べたことや聞いたことしかわかりませんがベトナムで会ったインターン生のほとんどが仲介業者を利用していましたね。

彼らが使っていた仲介業者について紹介したいと思います。

仲介業者について

上記の3つをよく聞きましたね。

お金を払っての利用となるためサポートは手厚く、当然選択肢も多くなります。

海外インターンシップを最初から最後までサポートしてくれるので、自分で探すのは不安という方はこれらのサービスを利用するのもありだと思います。

私自身がこれらのサービスを利用したことがないのであまり詳しくは書けず申し訳ないです。

もっと詳しい話が聞きたい方はコメントなどくだされば私の友人に聞くことも可能です。

応募から採用までの流れ

リクナビ経由で応募(11月初旬)

向こうからの連絡(11月中旬)

Skypeでの面接(12月初旬)

採用決定(12月中旬)

当時私は韓国にいたため韓国でSkypeによる面接をしました。

採用から出発まで

1招聘状入金・フライト確定(3月初旬)

本社訪問・*2ビザ取得(3月中旬)

ベトナムへ(3月下旬)

主な費用
1¥55,000-(招聘状費用)
2¥20,000-(ビザ取得費用)
¥80,000ー(航空券は往復とも会社負担)
ベトナムのビザが取得できるのは東京・大阪・福岡のみ(×名古屋)

招聘状については今でもよく分かっていませんが、かなり高いですよね。。。

招聘状を入金する時点ではSkypeでしかお互い顔を合わせたことがなく詐欺かなとすら思っていました。

結果として詐欺ではなかったのでよっかたのですが招聘状の55,000円はいまだに納得いきませんね。

往復分の航空券を負担してくれるからプラマイゼロかと無理やり納得したつもりでいましたが記事を書きながら思い出してまたイライラしています。笑

駐日ベトナム大使館ホームページはこちら

準備

基本的には韓国で必要だったもの(記事はこちら)と同じなのですが、ベトナムのホーチミンに関しては一年中暑いので冬服は必要なく、帰国用に数枚あれば事足ります。

後はインターンシップ=仕事ということでワイシャツやスラックス、革靴が必要だったぐらいの違いですかね。

ですが、ベトナムはみなさんの想像よりもはるかに発展しているので持っていくのを忘れたとしても現地で買いそろえることができます。

電圧は220Vと日本とは違いますが、コンセントは日本のもので大丈夫です。

保険について

持ち物に関してはこんな感じですが、航空券やビザの取得は先ほど書いた通りです。

海外保険に関しては日本での加入も考えましたが15万円ほどとかなり高額だったため現地のBao Vietという会社の保険に加入しました。

価格は8,255,000ドン(約40,000円)でした。

もちろん日本の保険と比べると安いため適用範囲や保険金も低いですが、実際私は一度も使いませんでしたし、よっぽどのことがない限り大丈夫なはずです。

インターン先の会社について

ここからは海外インターンで実際に何をしていたのかということを書いていきます。

まず本社は日本で今のメイン事業は日本語教育です。

ベトナムだけでなく他国でも日本語学校を運営しており、他にもいくつか事業をしているのですがそのうちの一つが塾です。

日本語教師のライセンスを持っていない私は塾講師としてインターンをしていましており、日本語学校との関わりはイベントでお手伝いをする程度でしたね。

ベトナムに行って知ったことですがベトナム人が勉強する外国語として日本語は英語に次いで第2位だそうで、いずれ中国語に抜かれる日が来るとは思いますが日本人としてうれしかったですね。

ちなみに3位中国語、4位韓国語だそうです。

勤務条件

勤務条件としては毎日8時間、月曜から土曜まで働いていましたね。

週休一日でベトナムの祝日や年末年始などのまとまった休みが数回あったもののインターン生ということで有給などもありませんでした。

ちなみに年間休日は100日で、まとまった休みには東南アジアを旅行しました。

一応現地で暮らす分には問題ない程度の給料はもらっていましたが、日本でアルバイトしていた方がはるかに稼げましたね。

時給に換算すると300円ほどでした。笑

塾長
給料は少ないがやりたいといったことはやらせてあげられる環境にある、これをどう活かすかが重要。
うーん、本当にそうなのかな。。。

一理あるような気もしましたが完全に納得はできなかったできず、海外で働けることを謳い文句に安い労働力の確保としか思えませんでした。

しかし話を聞くと他社では長期インターンにもかかわらず私より給料が低い人や無給の人までいました。

双方の合意の上なのはわかっていますがさすがに無給は問題だと思います。

海外インターンは妥協せず納得できるものを探しましょう。

業務内容(塾講師)

海外インターンというと言語を活かした仕事やIT系をイメージされる方も多いと思いますが私の場合は違います。

私は一年間、ベトナム駐在員の子供たちを対象とした塾で塾講師をしていました。

塾講師といっても生徒の前で授業をするものではなく最大でも1対3で授業をする個別指導塾で小学生から中学生までの主に国・数・英を教えていました。

日本人学校の生徒やインターナショナルスクールの子など本当にいろいろな子がいて私が過ごしてきた環境とは全く違い、こういう世界もあるのかと勉強になりましたね。

塾の方針

塾の方針としては授業内容よりも生徒との対話を最重視していました。

塾なんてただ勉強を教えてさえいれば問題ないと思っていましたが実際にはそれだけではだめなんだなと気づかされました。

東大生は確かに勉強はできますが、自分ができるのと人に教えるのはまったくの別物ですね。

日本の塾との違い

日本の塾でアルバイトをした経験がないので分からない部分もありますが、海外であるということで違うなと感じた点もあります。

駐在員の子どもたちなので裕福な子が多く教育熱心な親が多かった印象で東京ではこんな感じなのかなとも思ったりもしましたね。

生徒の送り迎え

日本と大きく違うのは生徒が自分で来るのは難しいための送り迎えがあることだと思います。

勤務時間の半分以上をバスの中で過ごすという日もあったため今でも周辺の地図は頭に残っており街の中心部であればかなり詳しいです。笑

またベトナムはバイク大国なので大渋滞が起こることもあり、帰宅ラッシュの時間や雨季は送り迎えが大幅に遅れることもよくありましたね。

ベトナムの道路状況がよくないことも渋滞の要因ではありますが、ベトナム人は時間をずらそうという考えがあまり無いようで、みんなが一斉に移動を始めるので渋滞が起こるそうです。

時間が読めないことも多く、大変でしたがタイムスケジュール通りに送り迎えができた時は爽快でもありました。

インターナショナルスクール

日本にもインターナショナルスクール(インター)はありますが、実際にそこに通っている人に会ったことは今までありませんでした。

しかしベトナムの塾では生徒の約半数はインターに通う子どもたちでした。

その子たちは英語はペラペラなのですが、国語力がとても弱かったです。

両親は日本人であるため家では日本語で会話をしている子がほとんどで会話は問題ないのですが読み書きがとにかく苦手で特に漢字はかなり毛嫌いしていました。

アルファベットなら形も簡単で大文字小文字合わせて52個ですもんね。。。

両親は日本語の読み書きもできるようにと塾に通わせていましたが子どもは必要性を感じていないしやる気もないという子がほとんどだったので、見ていた私としてはとても複雑な気持ちでしたね。

英語がペラペラでさらに日本語もできるなんて、多くの人からすればなんて恵まれた環境なんだと思われることでしょう。

しかし当人たちと同じ立場になったときに積極的に日本語を勉強する人は少数だと思います。

高校時代にもっと勉強しておけば良かったと思うのと同じことだと思います。

そして今まで帰国子女だから英語ができていいなと単純に思っていましたが、その人たちは物凄く努力していたのだなということに気づかされました。

英語に限らず外国語を習得するには環境が重要で海外に何年いようが日本語しか使わなければ外国語はできるようになりません。

その証拠にベトナムで生まれて10年以上ベトナムに住んでいるもののベトナム語は全くできないという子もたくさんいました。

もちろん実際に現地で生活をすることで有利なのは間違いありませんが、みなさんには帰国子女だから英語ができるわけではなく、それは本人の努力によるものだということを少しでも知っていただければ幸いです。

生徒との向き合い方

正直私自身子供が好きではなく、一年間あったものの最後まで生徒に興味を持つことができず誠心誠意向き合うことができませんでした。

塾講師失格ですね。

塾長も「自分も子供は嫌いだけど仕事のスイッチが入るため関係ない。」と言って私にもできると言い続けてくれましたが、私には最後までできませんでした。

今振り返っても生徒には本当に申し訳ないです。

私も含め勉強が嫌いな子が大半ですよね。

生徒によってはまったくやる気がなくテキストが全く進まない時もあって、私自身がイライラしてすごくぶっきらぼうになってしまっていましたね。

塾長には「もし自分が親で今日の授業を見たら、すぐにこんな塾やめる。」とまで言われてしまったこともあります。

相手を褒める重要性

加えて生徒をほめるのが極端に下手で、素直に「すごいな!」と褒めることがずっとできませんでした。

人はなんだかんだ言っても褒められれば嬉しいと思います。

そのため生徒には全然慕われず、うわべの会話しかできなかったためほとんど言うことを聞いてくれず私の彼らへの影響力は極めて小さいものでした。

塾講師として(失敗談)

大学生になったら一度は先生のようなことをしてみたいとは思っていましたが、今考えると塾講師はやるべきではなかったのかもしれないと思います。

一番考えてしまうのはそれをわざわざ海外でやる意味があったのかということで、日本でも塾講師はできますもんね。

ではなぜ私がこのインターンを選んだのかというとまずは条件がよかったからです。

英語を使う仕事や営業などをほんとはしたかったのですが私の実力不足で応募要件を満たしていませんでした。

そのため少し興味のあった塾講師でもやってみるかとなったわけですが、自分には向いていないということにも気づきました。

塾長には「人に向き不向きなんてない、そこに覚悟あるかどうかだ」と言われましたが、私には無理でしたね。

私は人には向き不向きは絶対にあると思っています。

塾長の言う通り逃げているだけなのかもしれませんが、このことに関しては就職したらわかることですね。

次の職場でも逃げてしまうのか本当に塾講師が向いていなかっただけなのか社会人(2020/04〜)になってから続報を書いていくので、楽しみにしていてください。

このような感じで、仕事であり生徒からは月謝としてお金をもらっていることもわかっていましたが頑張る気になれず、私の身勝手に巻き込んでしまい生徒やその親からすればとんだ迷惑ですよね、本当に申し訳ないです。

塾長には何度か日本に帰るかと聞かれましたが友だちに顔向けできないこと、海外にいることに酔っていた私にとって日本に帰るという選択肢はできませんでした。

あとで他の人から聞いた話ですが塾長もかなり悩んでおり、「この環境ではあいつ(私)の可能性をつぶしてしまっているかもしれないから帰国させてやるのが正解なんじゃないのか?」と言っていたらしいです。

もう過ぎたことですが、私にとっても居心地は正直かなり悪く塾長を始めとするみなさんのためにも途中で帰国するのが正解だったのかもしれません。

結局何が正解だったかはわかりませんが過去は変えることはできないため、これからを正解にしていくしかないですね。

つらかったことが大半ですが、その中でも学んだことは多くありました。

塾長の名誉のために言っておくと塾長は仕事もでき、頭脳明晰な方です。

海外インターンでの学び

失敗の部分でも書いた通り私の海外インターン生活は散々なものでした。

しかし、その中でもわずかながら学んだことがあります。

繰り返しになりますが、海外インターン失敗の原因は99%私のせいです。

教え方

一年間という短い期間であり、本気で取り組むことのできなかったので成長は著しく小さい私ですがそれでも少しは成長できたはずです。

塾講師のメイン業務といえばやはり教えることのためスキル的な面では少しは教えるのが上達したかなと思います。

塾講師は勉強を教えなければならないのでもちろん勉強ができたほうがいいのですが、それ以上に重要なのは生徒との信頼関係だと教え込まれました。

塾長に言われた言葉で印象に残っているものがあります。

その人の持つ影響力
どんな内容を教えるかよりも、だれが教えるか

この2つは本当に的を射た言葉だと思います。

みなさんも共感できるのではないでしょうか?

要は尊敬している先輩から教えてもらうか、一方でなんとも思っていない人や嫌いな人から教えられるのでは相手への影響力に雲泥の差が生じるということです。

根拠はないけれどあの人の言うことなら正しい気がする、信じられるということです。

影響力を少しでも高めるために様々な工夫も教えてもらいましたが、結局は信頼関係に集約されます。

恥ずかしい限りですが、私は自分のくだらないプライドを捨てる切ることができず、信頼関係を築くことはできませんでした。

人間関係

これは失敗談の記事にも書きましたが、私が壁を作ってしまったことによって職場で孤立してしまいました。

今まで過ごしてきてここまで人間関係で苦労したことはなかったため、本当に苦しかったですね。

インターンシップが終わりに近づき、本帰国が決まったときに塾長から最後みんなに挨拶をするかと聞かれたのですが、私は断りました。

今まで孤立していたのに挨拶なんてできないと考え、このまま感じ悪く去ろうと思っていました。

塾長への返信

しかし最後の日、予想外のことが起きました。

退勤時に塾長に呼び止められ何だろうと思ったのですが、なんと日本語学校の方々が寄せ書き用意していてくれたのです。

普段から会話もほとんどなく挨拶もせずに帰ろうとしていた最低な私にこんなものを用意してくれているなんて思ってもいなかったためとても驚きましたね。

みなさんからの寄せ書き

嬉しい気持ちと同時にとても申し訳ない気持ちになりましたね。

私から壁を作ってしまっていたものの向こうはこんな私でもなんとか理解し受け入れようとしてくれていたことを知り、本当に情けなかったですね。

年齢も本当に誤差の範囲なのに人間力の差を痛感し、私もこんな人たちにならないとだめだと強く思いましたね。

私が最後に送ったメッセージ

海外インターンで失敗した理由

その最大の要因は塾長を信じることができず、頭ではわかっていても心がついてきませんでした。

塾長自身も私に対する影響力のなさを痛感し自分をすごく攻めていたようで、本当に申し訳ないです。

会社紹介の部分でも簡単には書きましたが、この会社でのメイン事業は日本語教育で人手不足が叫ばれる中でこの事業は本当に素晴らしいものだと思います。

塾部と日本語学校に別れており塾は会社にとっておまけのような部分があり、日本語教師のライセンスのない私は不定期に開かれる日本語学校のイベントの手伝いをするだけでほとんど塾講師としての業務しかできませんでした。

また塾部に関しては私と現地法人の社長兼塾長の2人しかいませんでしたが、さすがに2人では足りないので、足りない時には日本語学校の方にヘルプに入ってもらっていました。

日本帰国後に就職活動をした際に人間関係が理由で離職する人の多さをデータで見ましたが、職場の人間関係は大事だということを身を持って体験できました。(転職・退職理由に関する記事はこちら)

海外インターンシップでは失敗してしまいましたが、人間関係は生きていく限り続くものなのでこの経験を活かすことができなければただの馬鹿ですね。

理由①職場の人間関係

ベトナムの空港に降り立った日、空港まで現地の社長が迎えに来てくれたのですが、会った瞬間にあっ、やばいこの人無理だと思ってしまいましたね。

今考えても最低なのですが、私の嫌いだった人に物凄く雰囲気が似ていたのです。

職場に話せる人がいたらよかったのですが、塾部は私と塾長だけなことに加えて、当時インターン生は私一人という状況でした。

それなら日本語学校の人と話したらいいじゃないかと思われたみなさん。

そうです、その通りなんです。

しかし日本語教師というのはほぼ女性だそうで、男性の日本語教師は私のインターン先にはいませんでした。

今でも女性と話すのは苦手で仕方ないのですが、今まで彼女ができたことのなかったことをコンプレックスに感じている私にはとてもつらかったのです。

そんな私でしたので年齢自体は近かったのですが何を話したらいいのかまったくわからず打ち解けることができずに完全に孤立してしまい、職場の方々とは業務上必要最低限な事しか話していませんでした。

まさに地獄のような環境でした。

理由②社長(塾長)との関係性

塾長とは全くコミュニケーションを取れなかったので本当に大変で世間話をすることはおろか、質問があっても素直に聞くことができませんでした。

また塾長は現地法人の社長でもあるため日本語学校のほうにも関わっており、日本語学校の方たちとも疎遠になってしまいました。

人間関係も塾講師としても最低で本当にダメダメな一年でしたね。

塾長の目を気にしすぎて自分らしく振舞うことがまったくできず、日本に帰れる日をずっと心待ちにする日々を送っていました。

新たなインターン生との出会い

それまでインターン生が私一人だったため同じ立場の人がいなかったのですが、唯一の救いとなったのは半年ほどたった時に新しいインターン生の男が来たことです。

しかし彼にも迷惑をかけてしまいましたね、塾長はインターン生の中で差をつけないように、彼とだけ仲よくするといったようなことはしないでいてくれました。

塾長は本当に人間としてできた人で、個人的な感情だけで塾長を毛嫌いしていた私とは全然違います。

結果として彼と塾長の間にも溝ができてしまいましたが、私がいなければ彼と塾長は良好な関係を築いていたはずです。

「本当にごめんなさい。」

日々の目的を失い、業務時間以外はほぼベッドの上で過ごしていたナマケモノの私とは対照的に彼はベトナムに留学しながらインターンまでこなし超多忙な日々を送っていました。

私よりも学歴もあり英語もペラペラで年下ではありますが素直にすごいなと思わせてくれる私が尊敬しているうちの一人です。

帰国日、空港までの道中で、、、

帰国日には塾長に空港まで見送りに来てもらったのですが、正直最初はLINEにもある通り1人の方が気楽だったので見送りは断るつもりでいました。

それなのになぜお願いしたのかというと寄せ書きの存在が本当に大きくて寄せ書きがなければ確実に断っていました。

寄せ書きによって私の心が大きく動かされここまで塾長にたくさん迷惑をかけてきて最後にもう一回ぐらい迷惑をかけても大して変わらないだろうと思ったのです。

それにもう一生会わない可能性もあるなと思いました。

さすがに円満な別れというのは無理だとは思いましたが、責任感の強い方なので塾長は私以上に悩んでいたのかもしれません。

そのような方にせめて感謝と謝罪の気持ちは伝えるべきだと思いました。

しかしやはりとても気まずく途中までは全く話をすることができませんでした。

それでもさすがは塾長で向こうから話を振ってくれて最後の最後に初めて本音で話を少しですができたかなと思います。

塾長最後の言葉
「おそらくここでの一年間は君にとって楽しかったことよりもつらいことの方がはるかに多かったと思う。素直にこの一年ここにいてよかったと今は思えないだろうし、もしかしたらそんな日は一生来ないかもしれない。でもいつかここでの経験があってよかったと、君自身が思える日が来ることを願っているよ。」

私自身もそんな日が来るとは今は想像もできませんが、この経験を絶対に無駄にしてはいけませんね。

結局何が正解だったのか?

途中でやめる勇気がなかったので結局一年間続けましたが、周りの人に多大な迷惑をかけ本当に申し訳なかったです。

生徒のためにも途中で帰国するのが正解だったのかもしれません。

塾長を始めとする職場の方々にも申し訳ないのですが、特に生徒や親御さんには頭が上がりません。

ただ過ぎてしまったことなので塾長の言うようにこの経験を少しでも生かしていくことが唯一の恩返しなのでしょうね。

結局のところ何が正解かはわかりませんがこの経験を正解にできるように頑張っていきます。

塾長との約束

実は塾長に見送りしてもらった際にある約束をしました。

いつになるかわかりませんが、いつか僕と一緒にご飯に行ってください!
塾長
そうだね、待ってるよ。

この時に見せてくれた塾長の柔和な表情は今でも忘れることができません。

私にあんな顔を見せてくれたのは初めてでした。

本当にいつになるかわかりませんが、私自身の中で成長できたと思ったときに会いに行くつもりなので、それまでは連絡をしないつもりです。

塾長に対してとてつもない苦労を掛けてきた私のことを少しでも待っていてくれたらうれしいですね。

「必ず会いに来ますので、待っていてください!」

これが私の失敗ですね。

今振り返ると完全に私が悪いのですがつらく苦しい一年間でした。

素直に海外インターンをしてよかったとは一生思えないかもしれませんが、ここで学んだことも多くあります。

海外インターンの振り返り

ここまで海外インターンシップシリーズを書いてきましたが、今回は最後のまとめとして良かった点と反省点をあげて私の振り返りを書きたいと思います。

良かった点

人間関係の難しさ

これが一番大きな学びでしたね、二度と同じことをしないようにと肝に銘じております。

一年間と期限が決まっていたインターンでよかったですね。

もし新卒で入った会社だったら辞めていたと思います。そのため就職活動でも重視していました。

現地での出会い

ベトナムでは私と同じような境遇の海外インターン生や駐在員の方、日本語を勉強中のベトナム人などなど本当に多くの人との出会いがありました。

インターン先で孤立してしまっていたにもかかわらず、何とか一年間ベトナムの生活を乗り切れたのは偏に彼らの存在がとても大きいです。

インターン先の人たちも含め現地で会った方々は日本にいたらなかった縁です。

全員に感謝したいです。

教え方の工夫

一年間塾講師をしたことで教え方の引き出しが増えました。

自分にとっては簡単な事でも相手にとっては難しいと感じることも多々あるのだなと感じました。しかし私のダメだったところは思いっきり褒めるということができなかったという点です。

以前も述べたように一番重要なのは信頼関係です。

小手先だけのテクニックではどうしても限界があるため生徒のやる気を最大限まで引き出すことができませんでした。

小手先のテクニックとしては使えますので下の例をぜひ参考にしていただけたらと思います。

↓↓↓

問題
1冊120円のノートをn冊買って、1,500円出した時のおつりを表す式は?
生徒
わかんなーい
先生
じゃあ、1冊80円のノートを10冊買って、1,000円出した時のおつりは?
生徒
えっと、、、200円!
先生
そう、正解!でもそれってどうやったの?
生徒
そんなの簡単だよ!80×10=800で1000-800=200
先生
そう簡単なんだよ!最初の問題も数字が文字に変わっただけで同じなんだよ
生徒
そっか、それなら120×n=120nで1500-120nってこと?
先生
そうそう、できたじゃん!簡単だったでしょ?
生徒
うん!
先生
もしわからない時は今みたいに文字を一回数字に置き換えて考えてみて、そしたらきっとできるから

要は相手に簡単だと思ってもらうということで、言い方を変えれば勘違いをさせ自信を持ってもらうのです。

大切なのは成功体験を積み重ねることで難しいという思い込みをなくし「なんだ、俺(私)できるじゃん」と思ってもらうことです。

ただここで重要になるのは相手を思いっきり褒めるということで、褒めてあげなければ相手をやる気にさせられる確率は下がってしまいます。

そして「〇〇するだけでしょ」や「何でできないの?」などマイナスな言葉を口にしてはいけません。

誰にとっても得意不得意があり、その子にとってはそれが勉強なだけなのです。

教える側が諦めたらそこで終わりなので絶対に諦めてはいけません。

これは塾講師だけでなく誰かににものごとを教える場合において必ず役に立つはずです。

しかし繰り返しになりますが一番重要なのは相手との信頼関係です。

どんなに教え方が上手くてもどんなに教えていることが正しくてもそこに信頼関係がなければ相手には響きません。

「どんな教え方をするかよりも、誰が教えるか」です。

私に塾長の言葉が響かなかったのはそこに信頼関係がなかったからにほかなりません。

他にも例を出すと、実際に私自身が失敗していることに加えて直接会ったこともない他人(私)が書いているこのブログを通してどれだけあなたに訴えかけたとしても一瞬「あっ、そうかも確かに」と思わせることはできるかもしれません。

しかしあなたに「この人の言うことなら間違いない、信じられる!」と思っていただける可能性(あなたへの影響力)はとてつもなく低いということです。

東南アジア旅行

長期休みを利用し、タイやカンボジアなど東南アジア諸国を訪れることができました。

お金的にはかなりかかりましたが、日本から行くよりは遥かに安く済むためその点は東南アジアでインターンシップをする魅力の一つですね。

人生が大きく変わった

韓国への交換留学からですが大学生になったばかりのときには全く想像していなかった大学生活になりました。

詳しくは就職活動の話題で記していますが、ベトナムでの経験は私の就活において大きな影響を与えました。

自分自身でもこれから先どのような人生を歩むかわかりませんが、どうなっているのか非常に楽しみですね。

反省点

インターンを勢いで決めてしまった

前にも記したことがありますが、私は基本行き当たりばったりです。

そのため業務内容を妥協してインターンシップを決めてしまいました。もっと時間やお金をかけて探すべきだったのかもしれません。

しかし日本にいても塾講師をすることはなかったと思うので、貴重な経験ができたと言えば聞こえはいいのかもしれませんが、インターンの一年間を振り返ると他の職場を選択しておけばどうなっていたんだろうと考えることも多々ありました。

もし海外インターンに興味がありやってみようかなと考えている方は時間をかけるのはもちろんのこと、多少お金をかけてでも妥協せず納得できるまで探してくださいね。

自分の幼稚さ

これは仕事・人間関係の両方にあてはまることですが、自分のくだらないプライドが邪魔をしてしまい仕事だと割り切ることができませんでした。

生徒に対してもっと大げさに褒めろと言われ続けていましたが、恥ずかしさから最後までできませんでした。

本当に情けない限りです。

人間関係に対しても自ら斜に構えてしまい壁を作ってしまいましたが、今振り返るとあそこまで壁を作る必要がどこにあったのかという感じですね。

この経験を無駄にすることなく、次に自分がお世話になる場所で活かすことがインターン先へのせめてもの恩返しですね。

時間の使い方

一年間という期間があったものの、私がしていたのは塾講師だけです。

現地で出会ったインターン生の中には留学とインターンやインターンの掛け持ち、毎日ブログを書く、TOEICの勉強など時間を無駄にしないようにしている人がほとんどでした。

その一方で私はというと業務中以外はほぼ寝ていました。

時間はあまり、インターンで失敗していたのでこのときからブログを書き始めていたらなにか変わっていたかもと思ってしまい後悔しています。

留学や海外インターンシップ、ワーキングホリデーなど今現在海外に身を置かれている方やこれから身を置くという方で空き時間があって暇であればぜひブログを書くことをお勧めします。

それは別に日記でもいいのです。

私自身、当時は強く思っていたこと(決意やそのとき思ったこと)も今は鮮明に思い出すことができません、すごくもったいないことをしたなと思っています。

ですのでブログや日記を書きましょう!笑

さいごに

ここまで読んでいただいた方ありがとうございした。

いかがだったでしょうか?

私の最低ぶりが際立っていたことと思います。

数年経った今、塾長がどのように思っているのかはわかりませんが、私の中ではいまだに夢に出てくるほどですが目を逸らすことのできない、してはいけないことなのでしっかりと向き合いたいと思います。

こんな話を読んで海外インターンシップに対して不安を抱かれた方、申し訳ありません。

しかしこれも一つの事実です。

まわりには充実した海外インターン生活を送った人もたくさんいましたのでこんなパターンもあるのだなぐらいに思っていただければ幸いです。

失敗をした私が偉そうに書いたところで読んでいるあなたには響かないと思いますが、正直海外インターンは楽しいことばかりではなく辛いことも多いです。

ですが偉そうに言わせてもらうと、これを見てどうしようかなと海外インターンを迷ってしまうような方には長期の海外インターンは向いていませんので短期か国内でのインターンを探すことをおすすめします。

結局は自分次第なのです。

覚悟がなければ、私のように簡単に心が折れてしまいます。

私の海外インターンは現状では誰が見ても失敗例だと思いますし、私自身もそう思っています。

今は強がりにしか聞こえないと思いますが私自身は自分で下した決断として後悔はしていませんし将来、この経験があったからこそ今の自分があると思えるよう、正解に変えていくつもりです。

自分できちんと決断した結果の失敗なら後悔しないはずですし、後悔をしたとしてもやらずに後悔するよりは絶対にいいはずです。

おそらく私も韓国の留学後、普通に日本の大学に戻っていたら今になってきっと「なんであの時、海外インターンをしなかったんだ」と後悔しているはずです。

厳しいことを書きましたが、もし失敗してもたった一年の話で大学生であればまだまだ若く、いくらでもやり直しが効くので自分が興味のあるところに吸い寄せられてしまえばいいと個人的には思います。

あまりいいかげんなことは言うべきではありませんが私ほどひねくれた方も少ないと思うので、たいていの人はきっと私より充実した海外インターンができるはずです。

まあ先ほども書いたように、こんな私が言っても響かない確率が非常に高いのですが、海外インターンシップを考えている方の少しでも参考になれば幸いです。。。

最後にこういうものは情報がすべてで、どれだけ信用の出来る情報を手に入れられるかだけです。

そのためにお金を使うか使わないかの選択は個人の自由です。

知り合いの中には人づてでインターンを探したという猛者もいましたし、人によっては企業に直接メールをする場合もあるようですね。

メールを送るのは緊張するとは思いますが送るだけならタダなので、もしそのメールで働いてみたい企業でのインターンが実現すればラッキーぐらいに考えましょう。

私もどうせならメールぐらい送ってみてもよかったかなと今になって少し後悔しています。

しかし注意が必要なのは悪徳な情報もあるということです。

お金だけを騙し取られる場合や業務内容が全然違ったなどもあるようなので注意してください。

では、後悔のないように充実した海外インターンが経験できることを願っています。

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