2021卒より就活ルールが廃止されると言われていますが、根底の部分は同じだと思うので私の経験が少しでも誰かの参考になればうれしいです。
特に現在留学や海外インターンをされている方やこれからする予定の方は参考になる部分が少しはあるかなと思います。
Contents
就活における私のスケジュール
私は大学3年生までを終えたところで休学をしていました。
10月まで | 海外インターン、就活生向けのアプリに登録 |
11月 | Offer Boxを通じての初オファー、数社の会社説明を聞く |
12月 | 帰国後について考え始める |
1月 | 地方のミカタへ連絡、Skypeでの初面接 ⇒ 不合格 |
2月 | 自分の強みや学生時代頑張ったこと(ガクチカ)について考える。 |
3月(帰国) | 第二週に帰国、東京でのシェアハウス生活、合同説明会への参加 |
4月(復学) | 個別説明会、ES提出など、面接 |
5月 | ようやく内定獲得、複数社から内定を得て下旬ごろ就活終了。 |
6月 | シェアハウスを解約し、元の大学生活に戻る。 |
簡単ですが上記が私の就活スケジュールです。
私の就活スタンス
上記の就活スケジュールを見ていただければわかるとは思いますが、私の就活に対するスタンスは本当にいいかげんでした。
留学や海外インターンをしているので意識が高いのだろうと思われた方もいるかもしれませんが決してそんなことはありません。
むしろ日本にずっといた周りの方が就活に関しては意識が高いぐらいでした。笑
まず3月1日に就活解禁であるのにもかかわらず帰国が3月中旬ですからね。
それでも十分だと思っており就活を甘く見ていましたね。
というのも私自身日本の就活がすごく嫌いだからです。
それなら日本から出ていけばいいじゃないかという声も飛んできそうですが、少し私の意見も聞いてください。
私が嫌いなのはみんなが同じような格好をして企業と学生の嘘つき合戦をしているように感じるからです。
みんな同じ格好をする
髪を黒く染めて、量販店で売っているスーツに身を包めばみんなと同じような格好になることができます。
プラスの面を考えれば服装で浮くことがなく画一化できるのですが私からすると見ていてすごく気持ちが悪いのです。
もちろん同意見の方は大勢いるとは思うのですが、それでも就職のためなら仕方がないと思っている割り切っている人がほとんどでしょう。
ただの自己満足にすぎないかもしれませんが私はそれが嫌だったのでスーツはオーダーしましたし、革靴に関しても周りよりも多少いいものを履いていました。
企業と学生の嘘つき合戦
もっと嫌なのはこちらの方ですね。
お互いを偽って何かメリットがあるのでしょうか?
企業説明会に行けば大体の会社は「あれ、意外とこの会社いいんじゃない?」と思わされます。
私も実際何度も思いました。
それは会社説明会ではその会社のいい面しか言わないからですね。
またそれは学生側も一緒でどうにか自分をよく見せようと平気で嘘をついたりします。
みんな内定を得るために必死ですからね。
では、ここまでさんざん偉そうなことを書いている私はどうだったのかというと、また別の記事で詳しく書きたいと思いますが話を盛ったり嘘をついた記憶がほぼありませんね。
とにかく正直にと思っていましたが、最近あるツイートを見てこの考えは間違っていたかもしれないなと思いました。
それがこちらのツイートで確かになと思ってしまいました。
私がしていたのはただの自己満足にすぎなかったのですね。
自分の会社ではないのですからどうしても行きたい会社がある場合は、しっかりと企業分析をしてその会社が求める人物像を作り上げる努力が必要ですね。
このことに関しても別の記事で詳しく書きますが、私のスタンスとしては「俺が欲しければ採用してくれ、正直に話して合わなければ仕方がない」と思っており企業側に合わせるつもりは毛頭ありませんでした。
何様なんだといった感じですね。笑
こんなスタンスだったのでかなりの数の会社に落ちましたが、それでも無事に内定を複数社いただけて本当に感謝です。。。
私の受けた企業

こちらが選考を受けた企業一覧です。
見ていただければわかるように約30社を受け結局、内定をいただけたのは5社でした。
これが多いのか少ないのかよくわかりませんが、食品業界は面接にすらたどり着けずやはり大手は厳しいなといった印象でした。
また人手不足と言われる飲食業界であっても企業の求める人物像と一致していなければ容赦なく落とされるということもお分かりいただけると思います。
正直、飲食業界なんて誰でも受かるだろうとなめていましたが今日(2019年12月9日)リクナビやマイナビを見てもいまだに募集している企業で私が落ちてしまったところもいくつかあるのでだれでもいいわけではなくしっかりとした基準があるようです。
私の場合、最初の面接を抜けられればだいぶ内定をいただける確率が高かったです。
実際一度目の面接を突破できた企業では最終面接で落ちてしまった金融業界の一社を除いてすべて内定をいただくことができました。
合っていない企業には最初の面接で人事の方がしっかりと落としてくれていたようです。
中途半端に選考を通過し途中で落とされるぐらいなら最初に落とされた方が金銭的にも精神的にも楽なのでその点はありがたかったですね。
逆算思考
就活において大した実績も残せていない私が言えることは少ないですが、実際に就活をした一人の先輩として私の思いを書きたいと思います。
もちろん私一個人の考えですのでこれが絶対ではありませんので、こんな考え方もあるのかという風にとらえていただければ幸いです。
就活において誰もが耳にしたことがある言葉だと思いますが、まずは行きたい業界や企業を決めるということです。
もちろん具体的な企業まで決めるというのが理想的なのですが、それが難しければまずは大雑把でもいいので行きたい業界や業種から絞っていくことをおすすめします。
その理由は目標(行きたい業界・企業)があることで逆算ができるからです。
*ここでいう逆算とは行きたい企業をゴールとした場合、その企業からどうしたら内定をもらうことができるのかを考えることです。
例としてCAになりたいとします。その場合何が必要ですか?
多くのものが必要ですよね。
そして必要なものの中には自分がすでに持っているものとまだ持っていないものがあるはずです。
ここでは英語力には自信がありますが笑顔を作ることは苦手で接客には自信がありません。
このままではCAになるのは難しいですよね、ではこの場合どうするべきでしょうか?
様々な方法があると思います。
毎日鏡を見ながら口角をあげる練習や飲食店でのアルバイトを始めるのも選択肢の一つですね。
このようになりたい自分から逆算をすることで道標が見えてきます。
なりたい自分
(CA)
↓
それを身につけるには?
(自主練・アルバイトetc…)
↓
今の自分に足りないもの
(接客力)
↓
必要なもの
(英語力・接客力etc…)
簡単に書きましたが私の言いたいことを少しでも理解していただけていれば嬉しいです。
そしてこの目標を見つけるのは、具体的かつ早ければ早いほどいいということです。
なりたい自分になるのはそんなに簡単なことではありません。
そのためには時間が必要ですし、その時はCAになりたいと思っていても実際に目指してみると違うなと思ったり他の仕事に魅力を感じる場合もあるはずです。
そうなった時に時間があれば軌道修正をしやすいからです。
そのために就活生はもちろんのこと大学1・2年生のうちから少しだけでもいいので就職に関心を持ち大学生活やアルバイト、インターンなどから自分はどんなことに関心があるのかを意識しておくことをおすすめします。
頭の片隅に置いておくだけでも違うはずです。
もちろんいい企業に就職するために大学生活をすべて就活に捧げるのも否定はしませんが大学生は本当に時間があるので、いろんな経験をしてほしいなと思います。
それらを通して自分のしたいことが見つかるきっかけになるはずです。
私の例
ここで私が飲食業界を志望していた理由について書きたいと思います。
元々は私自身も飲食業界に就職することになるとは思ってもいませんでした。
みなさんの飲食業界に対する見方は長時間労働で低賃金、休みがないなどのイメージだと思います。
そのため飲食業界への就職だけはあり得ないと思っている方も多いのではないでしょうか?
では私がなぜ飲食業界への就職を決めたかなのですが、アルバイト経験とベトナムでの一年間が大きく影響しています。
ベトナムで海外インターンをしていた私は職場の人間関係で悩み本当につらかったです。
そんな時に支えてくれたのは主に友人なのですが、もう一つあり日本食の存在でした。
ホーチミンに少し詳しい方ならご存知だと思いますが、ホーチミンにはレタントンという日本人街があります。
そこにはたくさんの日本食店があり、落ち込んだ時にはよくレタントンに行き日本食を食べていていたのですが当時の私は本当に救われましたね。
他にもベトナム国内に複数店を展開している有名なピザ屋さん(4P’s)があるのですがこの店のオーナーが日本人なのです。
日本人が海外で飲食店を開き成功をおさめていることを知り本当にすごいなと思いました。
そしてこの時に日本でのアルバイトが本当に楽しかったことを思い出し、もしかしたら自分がしたいことはこれなのかもしれないとこの時に思いましたね。
他にもいろいろあるのですが、簡単にいうとこんな感じで飲食業界を志したわけです。
そんなことを言いながらなぜ他の業界を受けているのかと突っ込まれてしまいそうですが、その理由は体裁を気にしていたからです。
世間のイメージが悪い飲食業界への就職は正直迷いました。
そのために食品メーカーにエントリーしたり金融業界なども受けていたのですが特に行きたいとも思っていませんでしたし、SPIの勉強もしておらず面接にすらたどり着けませんでした。
このように紆余曲折ありながら結局、飲食業界に就職することしました。
私の直感

ある合同企業説明会に行ったときに「あぁ、私はこの会社に行くんだな。」と思いました。
何の根拠もなくこの会社からは絶対に内定をもらえると思っていました。
結局来年からその会社にお世話になるのですが、このお話を人事の方にしたところ最終面接で社長の評価はかなり微妙だったらしく当落線上のところを人事の方の猛プッシュで採用が決まったそうです。
調子に乗りすぎと言われてしまいましたが、人事の方に感謝ですね。笑
この直感が正解かどうかは別として私は自分の納得できる形で就活を終えることができました。
どの企業に就職することになっても自分が納得できればそれでいいと私は思います。
余談

こちらは完全に余談なのですが、就活について知るために朝井リョウさんの何者という映画がおすすめです。
いろんなところに書かれいているとは思いますが、就活生には本当におすすめの映画ですのでぜひ一度観てみてください!
後悔のない選択を!
無責任な発言になってしまいますが、就活中は内定がもらえなかったり周りと比較してしまいつらいときもあるはずです。
しかし諦めなければ何とかなります。
最後に自分のファーストキャリアは大きな岐路になります、ぜひ後悔のないようにしてほしいなと思います。
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