前回の記事で中国に交換留学するとを決めた理由を書きましたが、今回は現地で何をしていたのかについて書きたいと思います。
中国に関する記事はあまりないかなと思うので少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
中国での留学生活
中国の大学は基本的に日本の大学よりスケジュールが1ヶ月ほど早く私の場合8月後半に成都に着きました。
中国の大学の場合、バディがいないことが多いのですが学部の先生が気を遣ってくださり空港に迎えを準備してくれていました。
まだ寮の準備ができていないとのことでついてから二日間はホテルに宿泊しました。
寮について
寮に関しては、留学生専用の寮で三人一部屋で個室と共同スペース、共同シャワートイレが各部屋にありました。
ただ私は、ルームメイトがおらず半年間一人で気を遣わなくていいので楽ではありましたが、寂しかったです。笑
各部屋にトイレとシャワーがありましたが、トイレが和式だったのがとても嫌でした。
それでも中国人学生と比べると恵まれた部屋環境なのですが、日本のトイレがキレイすぎるため日本人の感覚からすると少し耐え難いものがあります。
またなぜか男女共同の寮で私は男なので問題なかったですが、洗濯機は共同ですし女子学生は大変だなと思いました。
中国人学生の寮は男女別なんですけどね。
ちなみに寮費は半年で3,600元(約54,000円)で月の家賃にすると9,000円ほどなのでとても安いのですがもう少しキレイだったらなと思いました。
リビング キッチン
個室 シャワー&トイレ
ごはんについて
最初の頃はずっと学食で食べていましたが、慣れてきてからは学内にある食堂で食べていました。
中国の大学の場合、キャンパスがとても広く大学内に全てのものがるため極端な話学内だけで生活できてしまいます。
加えて中国の食費は驚くほど安く、一食20元(約300円)もあればお腹いっぱいになれます。
ヨーロッパから見たら日本でも安いのですが、中国から帰国した後は日本の物価が高すぎて嫌でしたね。
学食 食堂 持ち帰り
交友関係について
これは、完全に私の甘い考えでしたが同じ大学に一人は日本人がいるだろうと思っていたのですが見事に私一人でした。笑
中国に行ったのが大学4年生の後期と卒業間近だったため、中国で遊んで過ごせたらいいなと思っていましたが日本人が誰もいなかったのは私にとってはかなりの誤算でした。
四川省の他大学に留学されている中国系のインフルエンサーとして有名なシブルナさんとお話しさせていただく機会があったのですが、彼女の大学にも日本人は彼女だけだそうです。
そのため中国語も英語もろくにできなかった私はかなり孤独を感じていましたね。
中国にいるのに何をしているんだという感じですが、最初の一ヶ月ぐらいはずっと部屋にこもってドラマや映画を観ていました。
その後は、授業で出会った韓国人やドイツ人、日本語ができるタイ人と友達になることができました。
特にタイ人とは深い話もでき、すぐに仲良くなることができました。
やはり言語は人を救います。
授業について
授業に関しては、もともと頑張るつもりはなかったので本当に少ししか履修しておらず中国語、中国文化だけで週に3コマしかなく1週間の半分以上は休み(金〜月)でした。笑
一応経済学部なのでそれらの授業も履修しようと思ったのですが、学部生向けの授業は全て中国語で私には履修できませんでした。
院生向けの授業は英語で開講されていたものの、履修登録ができず授業を受けても単位はもらえないとのことで履修するのをやめてしまいました。
同じく交換留学生だったドイツ人は、勉強したいんだと単位をもらえないにも関わらず履修していてすごいなと思いましたね。
めちゃくちゃ暇そうだなと思わたかもしれませんが、大学4年生の後期に留学し私の大学は卒論必須なので中国で頑張って書いていましたよ。

休日について
授業のところでも書いたようにとにかく自由な時間がたくさんあったので成都はもちろん、たくさん国内旅行をしました。
私は韓国に住んでいたときにあまり旅行せず後悔をしたのでとにかく中国では後悔しないようにと半年弱で西安、昆明、南寧、上海に行きましたが九寨溝に行かなかったことだけは心残りですね。
旅行しすぎたかなとも思いますが、交換留学生は中国だけに限らず時間さえあればお金はあまり気にせず行きたいところに行くべきだと思います。

さいごに
中国への交換留学は正直、めちゃくちゃ意識が低く遊びに行ったような感じで最初は日本人がおらず話す人がいなかったためすごく寂しい思いもしました。
それでも授業を通じて仲良くなれたことで充実した留学生活になりましたしたくさん国内旅行ができてよかったなと思います。
辛かったのは卒論なのですが、ただでさえ面倒なのに中国ではGoogleが使えないので非常に不便でしたね。
大した卒論も書けなかったのですが教授が優しかったので卒業できたのは、本当に感謝です。
最後に大学を卒業した今、同級生の中には自分も留学すればよかったという人もいるので私はとても恵まれていましたね。
私からのアドバイスとしては大学生は人生で一番自由な時間がある時なので、留学にしても遊ぶにしてもなんでもいいのですが後悔のないようにして欲しいなと思います。
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